戯言

【寸胴飯】憧れのアレを買ったのでおでんを作ってみました

一人暮らしの貧乏な私が10年前から欲しかったものとは?

こんにちは。

いきなりですが、私は10年以上前から欲しかったものがありまして
そしてついにそれを手に入れたので早速使ってみたいと思うのです。

それは・・・

・・・

・・・

寸胴鍋(ずんどうなべ)!!!!!

(となりの2リットルペットボトルと比べて大きさを想像してね)

スーパービバホームで容量10リットルサイズが7000円くらいだったかなー(正確な値段は忘れました)
一つ上のサイズで容量15リットルの寸胴鍋がプラス1000円くらいだったので
価格と容量を考えると15リットルサイズの方がお買い得だったのですが
あんまりでかいととんでもない事が起きたら嫌なので・・・
(筆者はかつて鍋をひっくり返して救急車で運ばれた経験を持っています。どうもスイマセン)
いやほんとに疲れ果てていたりすると
思いもよらぬ事態を引き起こすもの。
なのでここは欲張らずに寸胴鍋にしてはそこまで大きなサイズでは無いのですが
容量10リットルサイズのモノを購入したのです。
それでもひっくり返した鍋は4リットル分のお湯を沸かしていた事を考えると
相当な量の食材をイッキに調理できる訳です。
もう最高に楽しみなわけです!

記念すべき最初の料理はおでんなのです

おでんって美味しいですよね。
でもコンビニで熱々おでんを思う存分に買うと
簡単に千円くらいいってしまいませんか?
それでも物足りないくらいなのです。
そうです。筆者は寸胴鍋を手に入れるのと同じくらい
おでんをお腹いっぱい食べる事を夢見ていたのです。

今日、齢四十七にしてそれが叶うのです。頑張ってきたかいがあると言うものです。

そして買ってきた食材がこれ

ご近所では無いのですがJAPAN MEETと言う貧乏人の味方のような素敵なスーパーで
いろいろ買ってきました。

初めての寸胴飯はどれくらい食材が必要なのかまるで分からない

練り物類が10パックくらい。あとは厚揚げとか餅巾着とかつみれとか。つみれ大好き!
最近は練り物もいろいろな種類があって
昔はウインナー入りの練り物も最高に楽しみで大好きだったのですが
今では餃子が入っているモノもありましたよ。

はっきり言ってどれくらい買ったらよいか全くわかりませんでした。
練り物のサイズが思ったより小さくてこれで足りるだろうかと思い
鮮魚コーナーに売っていた練り物の詰合せのようなものも買いました。
画像右奥に写っている肉の塊は
鍋の中に放り込んで煮込んだら旨くなるのではないかと思い
ついつい買ってしまいました。

この画像の食材以外にも定番の大根と卵も当然投入します。

めっちゃくちゃワクワクしますね!

料理というかとりあえず食材を突っ込んでいけば完成する

さー張り切って参りましょう!

いよいよ入れちゃうよ!何を?食材だよ!

レシピは自己流です。クックパッドも今日は見ません。

こんな厳しい制約を己に課し渾身の力で調理すれば何でも美味しくなると思うのです(明治の根性論)

まずは水を適当に入れます。
画像を見ると3リットルくらい入れていますね。

そして昆布と顆粒のカツオ出汁を入れます。味付けはこれだけ。

こんぶはある程度小さくちぎらないと膨張してB6サイズくらいになってしまうので注意しましょう!

鶴が折れるくらいのサイズになります(実体験)

具材をどんどん投入しています。

袋をどんどん剥いてどんどん鍋に食材を投入していくと

こんな感じになりました!

 

・・・・

 

・・・・

 

もうまったくおでんに見えません。
しかもまだ玉子と大根が入っていません。(画像では大根は一切れ入っていますが・・)

むうぅ。
やはり容量15リットルにしておけば良かったか・・

などと思いましたが大根が入らないのはさすがに
筆者が求めているおでんの定義から大外れなので
食材をほじくり出すことにしました。

食材を入れるだけだと思っていた筆者。ここからが大変な事に・・

 

でもーとりあえずはんぺんだけでいっかな?と思いはんぺんを除去して大根を投入します。

 

大根投入!

ゆで玉子もあるのですが今は投入せず。
画像に写っている肉片は牛すじです。
1時間くらい煮込むとトロトロになってめっちゃく美味い。
沢山欲しかったのですがそんな日に限って
売り場には小さなパックが一つしか無く
仕方がなくそれをゲット。それでも楽しみなのです。

とりあえずこれで一段落。
あとは大根に火が通れば一先ず食せる状態になります。
量が多いだけで非常に簡単です。
ビバおでん!

 

弱火でコトコト10分くらい煮て様子を見に来たら様子が!

なんか膨張してる!

比較画像がこちら

あなたはおわかりになるだろうか・・・

なんかヤバイ・・・

と、とりあえず大根半分くらいと楽しみしていた肉の塊を撤去。

だいぶスペースが空いたなぁ・・・・。

と、ここでよせばいいのに何故か玉子を投入してしまう筆者。

この時点で正常な判断能力を失っている筆者。これが寸胴鍋の魅惑のチカラ・・

 

蓋を閉じてコトコト超弱火で煮込む。
これでもう安心。台所を離れてテレビを見出す筆者。
しばらくしてコンブとカツオの美味しそうな香りが漂ってくる。
でもまだ肉の塊を撤去してから10分くらい。
まだまだ大根はトロトロにはなりますまい。ましてや牛すじなど。

さらに10分くらい待つ。

もういいかなーと様子を見に行くと・・

 

さらに膨張して蓋が持ち上がってる!

そして買ったばっかの寸胴鍋が超汚ねーー!!

これね。画像だと大した感じに見えないのですが現場は超ヤバかったのですよ!

現場はヤバかったのです!!

 

ヤバさを伝えるための必死な撮影。

ちっちゃな練り物なら転がり落ちるくらいに盛り上がっているのです。

これ寸胴鍋が大きくてそれほどはみ出てる感じがしませんが

実際はマックのフライドポテトくらいはみ出してますから。

そして画像が寸胴鍋のアップばっかりなのは

コンロ周りがめちゃくちゃ汚くてとても世間様にお見せできないためです。(掃除しろ)

やむなくタッパへ具材を撤去。

 

思い切って具材を減らしました。

大根がまあまあ透き通って来た感じなのでもう食べます!

 

うん!美味しそうじゃん!

撮影用に控えめによそいました・・・

まずはお出汁からすする・・

うまーん!味は完璧!

追加の味付けは全くしませんでした。

ほくほくで最高に美味しいおでん。こんぶとかつおの組み合わせは

日本人の至高の味だと感じた夜でした。

そして、この後4日間毎食おでんを食べ続けました・・・

寸胴鍋でおでんを作ってみての反省

練り物は膨張する。それはまるで宇宙のごとく。

アインシュタインのように膨張などするはずねー

と思っていましたがハッブル様(宇宙の膨張を発見した人)がやさしくいやいや膨張してますよと語りかけてきたかのような

今回のおでん作りでした。練り物の入れすぎには注意したほうが良いですね。

なにせ10リットルと言う一人暮らしの人間がそうそう扱うはずがない容量の寸胴鍋なので

何かが起こるだろうとは思っていました。でも事故が起きなくてよかった。

真面目な話、寸胴がひっくり返ることはそうそう無いのですが

かき混ぜる時は結構ヤバイです。

安物のお玉ではグニャっと曲がってしまいそうで全然かき混ぜることが出来ません。

そしてかき混ぜる際は寸胴鍋をしっかり抑えていないと本当に危険なので

そこのところは注意して皆様も是非寸胴鍋で心ゆくまでおでんを堪能していただきたいのです。

あ、あのお肉の塊もしっかりいただきました。

思っていたよりもバサバサしちゃいましたけど

タレを作って一緒に食べたらいい感じでした。

 

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