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【泣けるおすすめアニメ感想】ハイスコアガール 晶の涙におっさんも皆涙するのです

「ハイスコアガール」思春期の少年少女の三角関係をゲームセンターとゲームを通じて描く新たな表現に挑んだ傑作ラブコメ

予約サプライブシロード ラバーマットコレクション Vol.199 『ハイスコアガール』

2018年夏アニメ
沢山あるこの時期のアニメタイトルの中から一際楽しみなタイトルを見つける。

「ハイスコアガール」

なんでも90年代初頭に始まったアーケード格闘ゲームブームを
題材としたアニメらしい。
そしてタイトルにある
「ガール」

筆者が大好きな萌えキャラが格闘ゲームをわちゃわちゃやるアニメに違いない!

なんて素敵なアニメなんだ!

タイトルだけ見てめちゃくちゃ興奮しながら放映開始を待ち望んでいたのです。

そして・・・・頭から離れなくなるほど大好きになってしまったのでした・・・

予約フィギュアねんどろいど 大野晶 TV Animation Ver. 「ハイスコアガール」

主役は格闘ゲーム大好き少年と格闘ゲームの天才お嬢様そして・・

主人公の大野春雄くん ゲームに夢中な少年は異性に興味とか好く好かないとかまるで頓着がないのです。

ボサボサな髪。ヨレヨレのTシャツ。やさぐれた目。ガラの悪いしゃべり方・・
この一見近寄りがたい雰囲気を醸し出す少年こそこの名作の主人公、大野春雄くん。

ゲームオタクらしく得意なジャンルに関しては非常に饒舌。ゲーム業界に精通している。
相手が男子でも女子でもひたすらゲームの話を無邪気に楽しそうにする生粋のゲーム少年。

その無邪気な一途さに惹かれ徐々に友達も増えていく。
それでも最優先はいつでもゲーム。そしてゲームで他人に勝つ事なのです。

もう一人の主人公は大金持ちのお嬢様の大野晶ちゃん

 

喋らない。とにかく喋らない漫画史上一番無口なヒロイン(仮説)
アニメで主役抜擢と喜んだであろう声優さんのがっかりした姿が目に浮かぶよう。
筆者の期待していた萌えキャラとは全く違うけど見れば見るほど愛らしい風貌。

原作も読みましたがきちんと「吹き出し」の中にセリフが出てくる事はありませんでした。(9巻まで)
怒ると「フンガー」とか食事のときは「モガー」とか擬音ように表現されます・・
ちょっと凶暴だけど可愛い小動物のような美少女が
今作のヒロインの大野晶ちゃんなのです。
セリフがなくても大丈夫なの?
大丈夫です。全然違和感なく物語は進みます。彼女の心の声は周りの人が代弁してくれるし
その表情を読み取ることで見えてくるのです。(時には非常に難解な場面もあり・・)
さらゲームプレイ中ならそのプレイで気持ちが表現され
そしてゲームキャラが妖精のように現れて気持ちを代弁するという画期的な手法も使われており
原作者の押切蓮介さんの天才ぶりが窺われます。

予約サプライブシロードスリーブコレクション ハイグレード Vol.1711 『ハイスコアガール』

物語を盛り上げる第二の美少女、日高小春ちゃん

中学生編から登場する第二のヒロインが日高小春ちゃんです。
春雄くんの近所の酒屋さんの娘さんで中学生ながらお店の手伝いもこなす孝行娘。
これといった趣味もなくただただ日々勉強の毎日。
そんなある日お店に通称オレンジ台と呼ばれる屋外設置型のゲーム筺体が導入され
春雄くんはそこの常連になるのです。
自分とはまるで違う少年。
好きな事にまっすぐな春雄くんの事を徐々に気にしてしまう日高さん。
この気持ちがすぐに片思いだと気づくところが春雄くんとは全然ちがいますね。

自分の気持ちに気付いていく春雄くんを中心に進む3人の関係は果たしてどうなるのか

すでに原作は完結しているので三人の関係に決着が着いていると思うのですが
筆者は原作コミック9巻までしか読んでいないので結末は知りません。
だけどですねー
うーん、どーなんだろー。
日高さんがハッピーになる結末がなかなか想像しづらいのです。
原作9巻までは日高さんにとって春雄くんとの関係が良くなる要素は全然ないですからね。
終始一方通行で日高さんの想いは全く届かないのです・・・
このあたり・・他のラブコメとは全然違うところだと感じます。
普通のラブコメなら大野さんに想いが傾いたり日高さんに傾いたりして
読者をやきもきさせる展開にするでしょう。
しかし、この作品の主人公は女性を好きになるという概念が無いのです。
常にゲームの事しか考えず大野さんとも日高さんとも絡む時は
ゲームの対戦相手としてなのです。
日高さんは意外と積極的でどうにかして春雄くんとの距離を縮めたいと奮闘しますが
努力すればするほど春雄くんの興味は自分には全く向けられていないという事を思い知らされるのです。
が、
ここからが日高さんの強いところなのですが
春雄くん自身も気が付いていない大野さんへの想いを
(春雄くん以外はみんな気が付いているのですが)
日高さんもしっかり感知して何故春雄くんが大野さんを気にかけているかを理解します。
それはゲームです。天才ゲーマーの大野さんをリスペクトしている春雄くんに対しては
日高さん自身もゲーマーの高みを極めることで同じ土台に上がるしかないと。
しかし、あまりにも切ない事に
高みを極めた頃には春雄くんは徐々に自分の気持ちに気が付き始めているのです・・・
それでも諦めない日高さん。
その想いは誰よりも真っすぐ春雄くんに向けられているのです。

 

ハイスコアガール作者は押切蓮介さん

あまりにも押切先生の描く女性が魅力的なのです。
元々はホラー漫画を沢山発表されていて
今年の春には「ミスミソウ」も実写映画化されている
要注目のストーリークリエイターなのです。


ミスミソウ [Blu-ray]


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ハイスコアガールが好きならこちらの作品もおすすめです
押切先生の実体験を元に描かれた漫画
「ピコピコ少年」


ピコピコ少年

 

EDは相対性理論のやくしまるえつこさん

てーんかうんとでこんてぃーにゅー♪
で始まるやくしまるえつこさんのED
「放課後ディストラクション」
が頭から離れないのです。とっても良い曲で買っちゃいました。

作者の押切先生が直々に指名されて楽曲を担当する事になったそうです。
大野さんの日常と苦悩をシンプルで味わい深いメロディに乗せ
淡々と歌い上げているやくしまるえつこさんは本当にすごい歌手なのです。
作中の大野さんは何度も「ディストラクション」してしまっていますよね。

 

 

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