こんにちは。
全然ブログを更新しない体たらくな管理人のカズユキです。
どんどん放送が開始されている2017年の秋アニメで
とっても気になった作品の第一話を勝手に自己中心的に語りたいと思います。
2017秋アニメ キノの旅を見た感想を勝手に書くよ
「人を殺すことができる国」
キノの旅の第一話を見ました。
原作は知りません。初見です。
小説は新刊第21巻が発売されるそうで
随分な大作なのですね。そんな作品が満を持してアニメ化と言う流れなのでしょうか。
カズユキ キノの国の第一話を語ります
バイクと喋るキノ君に最初はホラーを感じました・・
パッと見中学生くらいの少年、主人公キノの素性はまだ語られていません。謎です。
キノ君が言葉を話すモトラド(バイク)の「エルメス」と国からの国を気ままに旅する物語。
その旅の途中のお話。
キノ君の目的とかエルメスが何故しゃべるのかはまだ全然わかりません。
カズユキは最初「東京マグニチュード8.0」を思い出しました。
話の冒頭ではキノ君がいったい誰と喋っているのか良くわからず
もしかしたらキノ君の内面にある別人格と喋っているのかぁと思ったからです。
そしてそれは「東京マグニチュード8.0」の主人公の女の子が
地震で犠牲になってしまった弟さんの死を受け入れられず
ずっと弟さんがまだ生きていると信じ込んで物語が進むのです。
最終回のちょっと前で初めて今までの弟さんが実は主人公の女の子が
自ら作り上げてしまった悲しい幻想だと言う事が明らかになるのですが
それを見てかなりの衝撃を受けてしまい未だにその感じが残っているのです。
以後別のアニメでもそのような演出表現を見ましたがその度にぞっとします。
「サムライフラメンコ」の主人公の兄貴分の刑事さんもそんな感じでしたよね・・・
ある意味「SHIROBAKO」の主人公さんもそんな感じでした(こっちは楽しいけどね)
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なので、もしかしたら
エルメスもキノ君自身なのかなぁと思っています。
こんなキノ君とエルメスの関係も先の楽しみでもあります。出来ればあまりぞっとしない事を期待します。
で、カズユキが第一話からとっても「キノの旅」が面白いと思ったのは
キノ君が訪れた国の絶対やってはいけないルールについてぞぞぞーっとしてしまったからなのです。
キノ君が訪れた国とは・・
キノ君がアニメで最初に訪れたこの国は
「殺人」を処罰する法律が無い国です。
そんな国はいったいどういう事になってしまうのでしょうか?
この国に入国する前にキノ君が出会った
名もなきチンピラ君(若い男A)がその事をキノ君に語り
自分の気に入らないものは皆殺し的な勢いで
ゴミのような事をキノ君に平気な顔をして語ります。
カズユキも「殺人」を処罰する法律が無い国と言うのは
危険極まりない、そんな国では安心して街も歩くことはできないなぁ・・
等と凡人丸出しの事をぼんやり思ってしまいました。(普通の感想だねっ)
ところが・・いざ、キノ君が入国してみると
そこは穏やかな人たちがきれいな街の中で
治安も良く皆幸せそうに暮らしている
のでした。しかし、よく見ると虫も殺さなそうな人たちは皆
「武装」
しています。どういう事でしょうか?
滞在三日目。街の人とお茶を飲むキノ君。
その街の人からキノ君はこの国に合う人間だよ。と言われます。
何故?
と疑問に思うキノ君にその街の人が語る理由は
「君は人を殺すことが出来る人間だから」
と言われてしまいます。
普通ならとっても失礼ですよね。喧嘩を売られていると感じ取られても仕方が無い程の言葉です。
いくらキノ君が銃を持っているとしても人を殺せる人間と言われる筋合いはありません。でもキノ君は聞き流します。
ここの場面はきっと後の回でキノ君の過去の話が語られる緩い伏線になるのかな。
どうやらキノ君は凄腕の「パースエイダー(銃)」使いらしいのです。
殺人罪が無いという事はこう言う事なのです
さて話はここからこの国の本質が語られていきます。
この国に入国する前にであったクズのモブキャラ君がキノ君を探していたらしく
街中で見つかってしまいます。
銃を向けて荷物をよこせと脅す名無しチンピラ君。
もちろんそれを断るキノ君。果たしてキノ君は殺人罪が存在しないこの国でこのまま殺されてしまうのでしょうか・・・
それともこのモブキャラ君と決闘してしまうのでしょうか・・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
キノ君は名無しチンピラ君に対してエルメスを盾にして隠れてしまいます。
まだ ??? です。
銃を向けて近寄る名無しチンピラ君。
殺人罪が無いこの国で初めての殺人を犯そうとするその表情は
恐らく初めてであろう殺人をする事に対して
恐怖が汗と一緒に滲み出ています。
そして早速殺人が出来る事に対しての願望が叶う事でほんのちょっと浮かれているかのようにも見えます。
殺人罪が無い事への疑問が全く無さそうです。
銃をキノ君に向けてトリガーに指を掛けたその瞬間・・・
その腕に矢が突き刺さります。
建物の二階からボウガンで狙撃されたのです。
ボウガンを持つのは見た目がとても温厚そうなやや年老いたご婦人です。
痛みと驚きで叫ぶ名無しチンピラ君。
辺りを見渡すと武器を手にした市民に囲まれている名無しチンピラ君。
そうです。
殺人罪が無いという事は殺人を許しているという事では無いのです。
殺人を犯そうとしている人間を未然に殺すことが出来てしまう。
そうやって一人一人が武装して治安を保っている国だったのです。
最後に名無しチンピラ君にとどめを刺したのは彼の憧れる
その昔に南の国でテロリスト兼強盗団の頭領だった連続殺人犯の「レーゲル」と言う人物でした。
直後、
「仲間が死ぬという事はいつだって辛いものだ」
と渋い声で語られるのですがこれは誰が喋っているのでしょうか・・・・
何度見ても分からないのです。レーゲルさんですか???
「人を殺すことができる国」には平穏を望む人たちが住まう国
ガラス工芸が優れていそう。
甘いお菓子が独特で国の自慢。
キノ君が旅人であると市民の人がすぐ見抜き声をかけてくる。
もしかしたら・・・
この国は罪を犯してしまった人を受け入れながら成長している国なのかなと。
この国の人達の大半は人を殺したことのある人なのかなと。
そんな人々が過去、何も無かったかのように
平穏な暮らしを営むことが出来るのがこの
「人を殺すことができる国」
なのかも知れないと思いました。
だからこそ
「同じ匂いのする危険な人間」
に対して殺すことで排除をするのでしょう。
カズユキは「人を殺すことができる国」に住みたいです。
キノの旅の第一話でカズユキが気になった事
森の人、お師匠さん、滞在期間は三日間がちょうど良いとキノに言った旅人。
まだ第一話では語られていない
ちょっと気になる言葉です。
特にキノ君の腰元の袋の「森の人」ってなんなんでしょうね???
オープニングとエンディングはやなぎなぎさん来たよっ!!
オープニングはまだ放送されていませんが
エンディングはあの「やなぎなぎ」さんです。
彼女は音楽職人です。超ストイックに音楽に向き合い緻密に
音を作り上げます。
なぎさんしか作りえない独特の
けだるく切なく見下すような←全然誉めてない・・
語彙が圧倒的に不足している・・・
何と言うか凄い高いところから歌声が降り注ぐような感じがするのです。
とっても綺麗な歌声を久々に聞いてやっぱり感激してしまいました。
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可愛い・・
「キノの旅」公式サイトを見ては初めて知った事
ここまで書いて
「キノの旅」公式サイトを覗いてみたのですが
この作品14年前に一度アニメ化してたんですねー!
いやいや素晴らしいですね。
どうりで小説が21巻も出ているはずです。
原作者・時雨沢恵一先生のインタビューも公式サイトにありました。
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キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫)
キノ君のフィギュア、やっぱり既に出ていました。
14年前にアニメ化された作品です。
探してみたらやっぱりキノ君はフィギュア化されていました。
カズユキの大好きな美少女キャラは見つかりませんでした・・(;_;)