こんにちは。
40半ばにして既に介護が必要になるのではないかと
日々怯えているカズユキです。
なんせ腰痛がひどい。
ハンディマッサージャーで揉みほぐしても
イマイチ腰は上手くほぐせないんですよねー。
ある日ふと介護漬けなっている未来の自分が頭をよぎりました
テレビでですね。
介護の話をやっていました。
この手の話はしょっちゅうやっていますが
自分の両親を思い出すのが嫌であんまり真剣に見ないんです。いつもは。
でも自分自身が動けなくなりつつあると
親は大丈夫なのかと心配になったりもします。
介護が必要になるケースって
じわりじわりとあーもうすぐ介護が必要だなぁってしっかり心構えや
生活環境の準備をする時間が取れるケースと
ある日突然なんにも心配してなかったのにやって来ると時があります。
どんな時か?
番組では介護が必要となる原因を5つあげていました。
介護が必要となる原因
1位 脳卒中 18.5%
2位 認知症 15.8%
3位 高齢による衰弱 13.4%
4位 骨折・転倒 11.8%
5位 関節疾患 10.9%
だそうです。
なんか私、全部当てはまりそうで怖いです。
3位の高齢による衰弱なんて私既に始まっていますよ。やばいですほんと。
皆さんは如何ですか。
この5つを見て自分は絶対に関係ないって自信を持って言える「原因」はありますか。
私はありません(`・ω・´)
それどころか腰痛なんて5位の関節疾患の一種な気がしますし(違うか(;´Д`))
違っていたとしても私、膝も今現在酷い状態で疲労が溜まるとびっこ引いて
歩いている有様。この間のニコニコ超会議の帰り道なんかはまさにそれ。
認知症も、なんとなく活舌が悪くなってきているような
記憶力が乏しくなってきているような。あ、これは昔からだ。
健康診断で脳卒中も他人事じゃないコレステロール値。
齢40半ばにて要介護状態目前じゃありませんか。
どれもこれも本当に他人事じゃない!
この国は今人類史上初めての超高齢化社会に今現在既に突入しています。
これは私カズユキ世代が全員死ぬまで続きます。(ちょっと大げさに言いました)
カズユキ世代、分かりにくいですね。
第二次ベビーブームの世代で1970年頃に生まれた世代です。
当時は一年間に200万人の新しい命が誕生していました。それがピークで
それから約50年。今では年間100万人まで新しい命の誕生数は減ってしまいました。
今までみたいに下の世代に助けて貰う訳にはいかないでしょう。(主に年金の事です)
なのでそうやすやすと介護される訳にはいきません。
そして自分の親も介護が必要な状態にさせる訳にはいきません。
自分を育ててくれた両親を介護状態にならない為のさせない為の対策
認知症と関節疾患で介護が必要にならない為の対策
対策と言っても各症状の治し方とか予防とかではありません。
5位の介護が必要になる主な関節疾患は膝・股関節などの自分で移動が出来なくなる恐れのある部位です。
膝にも股関節にも骨と骨が直接当たらず関節を滑らかに動かすための軟骨があります。
この軟骨が加齢や無理な運動によってすり減り
やがて痛みが生じ歩行が困難になる。よくある例です。
認知症も周りの人たちの観察力が重要となります。
本人は気が付かない場合が多いのと
気付いても恥ずかしくて相談できない場合が多いのです。
重要なのは観察とコミュニケーションになります。
動きがおかしいと思ったらしっかり本人に状態を聞きましょう。
それには普段からの観察眼が重要なのです。
ご両親の様子がおかしいなと思ったら一緒に整形外科に付き添って
一緒に先生のお話を聞いておきましょう。
絶対に1人だと病院に行ってくれないと思うので一緒にいってあげると良いと思います。
面倒くさくてもご両親を介護状態にさせない為には大切な事です。
高齢による衰弱の対策
もしご両親があまり出歩かない
そして無趣味なタイプなら要注意です。
これもやはりコミュニケーションを取っていないと分からない事です。
運動や趣味を進めてあげる事が大切。
駄目なら旅行をプレゼントしてあげるとか
お孫さんの面倒を見てもらうとか。
大切なのはご両親が動かなきゃならないような仕掛けが大切です。
お仕事を退職してしまったら動く機会が激減してしまいがち。
ご両親を楽にさせてあげたくなる気持ちは分かりますが
実はご両親をこき使うぐらい
いろんな事をお願いしちゃう事で
定年退職後の体の衰えもそのスピードをゆっくりなものにする事が出来ます。
骨折・転倒の対策
これはお金があればバリアフリーにリホーム。
手摺や場合によってはエレベータなんて必要になります。
しかし、基本は骨粗しょう症の予防になると思います。
骨が強ければ多少の事では平気なはずです。
それには日本人全員が知っている
カルシウムの摂取と運動です。
対策も何もこれしかないですよね・・・
脳卒中の対策
これが出来れば苦労しませんよね。
しかし、原因の一位になっている以上
知らんぷりは出来ません。
脳卒中とは脳の血管の疾患の総称です。
大きく分けて血管が詰まる症状・血管が破れる症状の二つあります。
どちらも発症したら命に関わります。介護どころか命に関わる。
だから絶対に発症させないようにしなきゃなりません。
そうならない為には?
簡単な事じゃありませんが簡単に書きます。
サラサラ血液と丈夫な血管を維持する事です
サラサラな血液じゃないと血管が詰まります。当たり前ですよね。でもこれに尽きる。
サラサラでなければドロドロという事です。ドロドロの血液は
血を固める血小板の活性を上げて血栓を作ってしまいます。
血栓とは簡単に言うと血管の内側に不必要なかさぶたが出来ちゃうイメージです。
あんなにカチカチじゃないですけどね。それが血管を塞ぐとその先に血液は流れません。
血栓は剥がれて別の場所に移動しちゃう場合もあります。それが脳の血管に辿り着いて止まっちゃえば
血流を塞いでしまいます。これが脳梗塞です。心臓で起これば心筋梗塞です。
脳梗塞が起きた先へは血液が届きません。その先の脳細胞が壊死してしまうという事です。
壊死した部位が司る機能を失うという事です。そして介護が必要になるのです。
サラサラ血液と丈夫な血管の重要性
サラサラの血液じゃないと抹消まで血液が行き届きません。
毛細血管の内径は赤血球が一粒通るくらいの幅しかありません。
ドロドロした粘度の高い血液は顕微鏡で観察すると赤血球同士がペタッとくっ付いている状態になっています。
これでは毛細血管を通る事が出来ません。血液を押し流しているのは水です。
水分が無ければそもそも血液は流れてくれません・・当たり前の話ですね。寝る前の一杯の水は本当に大切です。
そしてその血液の通り道である血管が丈夫である事が大切です。
丈夫で無いと血圧の下降上昇に耐えられません。耐えられなければ破れます。
丈夫でないと血流がぶつかるT字路になっている場所で風船のように膨らんだ瘤(こぶ)が出来てしまう。瘤が出来れば破れる可能性が跳ね上がります。
毛細血管は元々穴が開いていてジワジワと血液が周囲に流れ出す仕組みになっていますが
壁がもろいと末端に血液が運ばれる途中で全部漏れ出してしまう。漏れてしまうと末端に血が送られなくなり血管そのものが無くなります。マジですよ。
・・・などなど血管が丈夫でなければこんなにリスクが増えてしまうのです。
サラサラ血液を保つ方法
サラサラ血液を保つためには血をドロドロさせないように水を飲む。最重要。
そして玉ねぎ・ネギを刻んで納豆にかけて海藻サラダにカツオのたたきを乗せて酢醤油で食べる。
味噌汁の具は海藻とキノコとネギ類をローテーション。飲み物は緑茶・ウーロン茶・麦茶でローテ。
全部血液がサラサラになる栄養素を含んでいます。
動物性の油(飽和脂肪酸)は避けて植物性の油や青魚に含まれている油(不飽和脂肪酸)を取りましょう。
糖分・炭水化物の取り過ぎは血をドロドロにしてしまう原因になります。取り過ぎには注意です。
丈夫な血管を保つためには
丈夫な血管を維持するには適正なコレステロール値を保つ。
油は取り過ぎはもちろんダメですが取らなすぎも絶対だめです。
何故なら細胞膜の材料は油ですよ。知ってましたか?
一時頭が良くなると話題になったDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳細胞の細胞膜を作る材料になるのでDHAを獲ると頭が良くなると言われていました。血管壁の細胞の材料はしっかりと獲らなければいけません。
呼吸をするだけで発生してしまう活性酸素も危険です。
活性酸素は血管を傷つけるので抗酸化作用のある食品を選ぶ。
抗酸化作用のあるものは色の濃いものが多いです。
それは植物の色素、ニンジンのカロテン、ブドウのアントシアニン、トマトのリコピンなどなど。
色は説明しなくても分かりますよね。
野菜全般に抗酸化作用のある物質は期待出来ますので
あんまり細かく考えなくても日々カラフルな食卓を意識していれ自然に摂取できると思います。
そして運動不足や体を冷やす行為などの血流を悪くする事も血管には悪影響を与えます。
強引にまとめます
脳卒中の対策は血液の対策。
そして血液の健康は介護のリスクを減らすどころか人体の健康そのものを支える
最も重要な事だと個人的には考えています。
血液の健康の事を考え実践する事は
健康で幸せな人生をおくる事に通じると思います。
血液の健康を意識して介護知らずの人生をおくりたいものですね。